バイアグラの処方されるまでの流れ

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病院で処方されないバイアグラの一例

バイアグラが処方されるまで

バイアグラは病院で処方してもらうのが一番安心と言われます。
病院へ行くと、いろいろとプライベートの夜の生活のことなどを聞かれるのでは？と思うかもしれませんが、簡単な問診だけで、バイアグラの成分に対する過敏症の既往歴がないか、重度の肝機能障害がないか、最大血圧90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満の低血圧もしくは治療による管理がなされていない高血圧でないか、脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にないか、網膜色質変性症（進行性の夜盲症）でないか、などを確かめます。
これ以外、バイアグラには併用禁忌薬があるので、普段服用している薬があるなら、服用中の薬が分かるようにしておきます。
こうしたことを確かめ、バイアグラの服用に問題ないと判断されたのなら、10~15分くらいで処方してもらうことができます。
処方は1錠からでも可能で、保険証は必要ありません。

処方の大まかな流れは？

バイアグラは泌尿器科以外、最近は内科などでも扱うところが増えていますが、ED専門のクリニックの場合、予約が要らないところも多くあります。
まず待合室で問診票に記入を行い、服用中の薬等があれば記入します。
クリニックによっては、ホームページで問診票をダウンロードできる所もあり、前もって記入しておけば、より早く処方してもらえることになります。
この後、診察室で問診が行われますが、問診以外、血圧を測るくらいで、下半身を見せたりする必要はありません。
ED専門のクリニックなどだと、男性の医師が対応します。
問診は、大体5~10分くらいで済みます。
IIEF（国際勃起機能スコア５）により、勃起を維持する能力や満足度などを総合的に判定することで、簡単にEDの可能性を探ることができる方法もあります。
この時に、バイアグラについて知りたいことなどがあれば、できるだけ詳しく聞いておくと良いでしょう。
問診が終われば、院内ですぐにバイアグラを処方してくれます。
2回目以降は、初診時に渡された診察券を持参すれば、またすぐに処方してもらえます。

薬局でももらえるの？

最近は医薬分業が進み、病院で診察が終わった後は、処方箋をもらい、この後は薬局に持参して薬をもらう、という形が増えています。
では、バイアグラの場合も、処方箋をもらい、薬局で薬を受け取る、という形があるのでしょうか？
バイアグラは処方箋医薬品に指定されているため、処方箋医薬品を置いている薬局に行かないと購入できませんが、バイアグラを置いている処方箋薬局はまだ数が少ないようです。
このため、やはり院内処方を行っているクリニックで診察を受けたほうが、診察後すぐにもらて便利ということもあり、いまのところはクリニックで直接もらう形が殆どのようです。
院外処方の場合でも、取り扱い薬局をクリニックで確認できますが、処方箋を持って、薬局で薬剤師と対面するのに抵抗を感じる男性も多い、ということもあるみたいです。

また、処方箋医薬品の通販は法律で禁止されているため、病院を通して通販で購入することはできません。
価格的には、最近バイアグラの人気が高まり、購入を希望する人が増えていることから、やはり人口の多い都市部のほうが、競争が激しいこともあり、安く購入できるようです。
地方に住んでいて、近くのクリニックで購入すると価格が高い、という場合、都市部まで出向いてある程度まとまった量を購入するのも、安く購入する一つの方法でしょう。
クリニックで診断を受けることで、勃起不全が高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病と深く関わっていたり、過度の喫煙、酒の飲みすぎ、精神的なストレスなどが原因となっていたことなどが判明することもあります。
医師のアドバイスを受けることで、勃起不全の根本的な解消にもつながるかもしれません。
場合によっては、他の精神面での治療薬を薦められることもあるようですが、医師の指示に従えば、適切な治療法が見つかる可能性も高くなるのです。