シアリス錠を他のED治療薬と比較

シアリス錠を他のED治療薬と比較

シアリス錠は、勃起不全（満足なセックスを行うために十分な勃起とその維持が出来ない状態）のための勃起不全治療薬で、2007年に発売された、バイアグラ、レビトラに次ぐ3番目のED治療薬です。
これまでのED治療薬、バイアグラやレビトラシルデナフィルは、作用持続時間がいずれも4時間前後で、服薬のタイミングを考えるのが難しいことが問題でした。
シアリス錠の場合、従来のED治療薬と比べ、効果の持続時間が36時間（血漿中半減期は約14〜15時間）と長く、また、食事の影響を受けにくいことが大きな特徴です。
シアリス錠は、飲むタイミングや効果の持続時間を心配せず服用でき、長時間にわたって安定した効果が期待できることから、海外では2003年にアメリカで発売されて以降、2007年の時点で既に100を超える国で使用されています。
また、副作用が少ないのも特徴で、安全性を重視する人からも高い支持を得ています。
ただ、他のED治療薬と比べ、効果の現れ方は自然でおだやかなものとなっています。
このため、即効性を求める人には不向きのようです。
パートナーとの行為の直前に、さあやるぞ、という感じで服用するようなものではない、というわけですね。
シアリス錠は効果の持続時間が36時間と長いのが特徴ですが、持続時間には多少の個人差があり、実際は24時間くらいと考えておいたほうが良いみたいです。
服用は1日1錠ですが、1錠で2日〜3日くらい効果が持続するので、その間は1錠で良いのです。
飲んでから1時間くらい経ってからが一番強く効果が現れ、徐々に効果が薄れていくような感じです。
飲んでから36時間過ぎた後でも、効果が弱くなっても勃起する力をサポートするだけの効果はあるようです。
このため泊まりの旅行・出張のときにも利用する人が多いみたいです。
シアリス錠は、決して効果が弱いのではなく、時間をかけて自然に効きはじめるわけです。
シアリスなら、痛みを感じるくらい強く効きすぎたり、パートナーに薬を服用していることが気づかれることもありません。
シアリスは、5mg、10mg、20mgの3種類がありますが、大きいほうが効果の持続時間が長い、というものではありません。

より勃起の強さ、硬さが顕著になる、と考えておくと良いでしょう。
初めてシアリス錠を飲む場合、まず20mgから試してみて、効果が強すぎるようなら10mgに変えると良いでしょう。
シアリスは効果の現れ方が穏やかなので、はじめ、あまり効果が感じられないようでも、最低5回くらいは試してみることです。
また、効き目の現れ方は、コンディションやパートナーと自分の気持ちの状態などによっても、その時ごとで多少違いがある、ということも頭に入れておくと良いでしょう。

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