シアリスの服用は副作用と効果を知ってから

シアリスの副作用と効果を知ってから服用

シアリスは効果の持続時間が約36時間という長さを誇るED治療薬です。
効果の持続時間が長いことから、効き目もおだやかで、顔のほてり、鼻づまり、頭痛、動悸などの副作用も少なくなっています。
シアリスを服薬する間隔は、24時間以上空けることとされていますが、36時間以上空けることとはされていません。
これは、健常人の場合、シアリスの主成分であるタダラフィル20mgを連日服用しても、特に深刻な副作用が生じる可能性は少ないとされているためです。
ただ、腎臓、肝臓の疾患などを患っている人は服用に注意が要ります。
シアリスを服用すると、次の日も性的興奮を感じやすい状態が続くことになり、こうした状態も、一つの副作用と言えるかもしれません。
効果が長時間続くということは、人によっては3日くらい続いてしまい、土曜の朝に服用すると、翌週の月曜日まで作用が続いてしまうこともあります。
こうした作用は性的興奮の有無に関わらず起こるものなので、週明けになってもまだ頭痛やほてりが残ることもあります。
このような場合、1錠を半分にカットするなど、服用する量を減らすなどの工夫をしてみると良いでしょう。
シアリスの副作用の一つに消化不良があり、消化不良の結果、下痢を起こすこともあります。
シアリスを服用すると、毎回下痢になってしまう、という人もいるようですが、このような場合、体質に合っていないか、服用する量が多すぎることも考えられるので、一度医師に相談すると良いでしょう。
シアリスは血管を拡張させ、血の巡りを良くする薬効があるのですが、血圧を下げることから、他の薬との併用によっては血圧が急激に下がり、場合によっては死に至ることもあります。
このため、他に薬との併用には注意が要り、舌下錠やスプレー、塗り薬も含めて、硝酸剤を使用している人は、併用できないことになっています。
また、目の痛みや、充血、光が眩しく感じたり、色が正しく認識できないなど、一時的ながら、何らかの視覚異常の症状が出ることもあります。
このため、網膜色素変性症などを患っている人も服用できません。
シアリスに限らず薬を服用する際、どうしても気になるのが副作用ですね。

しかし、シアリスを服用するということは、やはり勃起不全などの何がしかの悩みを抱えているからであり、こうした悩みが解消され、パートナーとの快適なセックスが得られるようになるのなら、少しばかりの症状は気にならないものです。
要は、正しい用法・用量を守っていれば問題はない、というわけなのです。

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